年越し


わあ!

トンネルを出るとそこが雪国であったように
ふと気が付くと31日だった。
年末は風邪とバイトに神経を費やしている間に
ああっ
という間に過ぎ去ってしまった。
いったいどうなっているんだろう。


23 12じ21じ
24 9じ18じ
25 9じ17じ半 病院へ行く
26 家で寝ていた
27 12じ19じ(早退)
28 12じ21じ
29 9じ18じ
30 9じ18じ
31 9じ20じ


わあぁ....
我究する暇ねえ!


でも、結局振り返ってみると、
私の大学3年間は
ほとんどバイトに費やしてきた。
私だけじゃなくてほかの子も
年末はがっつり働いていて
それは我々が勤勉なジャパニーズだからというだけじゃなくて
もっと大きな絆のようなものがあるからじゃないかなと思う。


はたらく
ということはただ単に労働してその賃金をもらうだけのことではなくて
人と人とのつながりを持つことでもあり、
信頼関係だとか、そういったものがあるからこそ
私は大晦日に声を張り上げて
蕎麦を売っているのだろうと思います。


去年の大晦日に、バイトの子が集合写真を撮ろうと言って
みんなでお店の前で撮ったんだけど
(全然乗り気じゃなかったんだけど)
その子は春から社会人として働いていて、もういなくて
今年は誰もカメラを持ってきていなかったから
撮れなかったんだけど、
「このメンバーで年末バイトすることはもう二度と無いんだよね」
ってぽつりとこぼした友達の一言で
なんだかものすごく寂しくなってしまった。


自分だってここに留まっているわけではなくて
就活が本格化したらバイトほとんど入らなくなってしまうし
この、居心地のいいこの空間は、いつか無くなってしまうものだ。
別にそんなの当たり前なんだけど
ちょっとした物悲しさに包まれてしまった。


バイトを終え、帰路につく。
豆腐やらそばやら何やら、期限切れのありとあらゆるものを
無理矢理持たされ、ものすごく荷物が重くてどっと疲れが押し寄せてくる。
社会人になって、年末年始が仮にお休みになっても
晦日になったらまた年末の怒濤のバイトを思い出すのだろう。


そんな私が新年を控えて友達に送ったメール

タイトル:うわあぁん
本文:目が覚めたら、終点橋本でした。
   今年もあと二年ですが、
   こんな私をこれからもよろしく☆

ええぇ!
今年って、まだあと二年もあるんですか!?


ほんとにお馬鹿な私です。
今年このブログを読んで下さったみなさん
ありがとさん。


良いお年を☆