アイデンティティ


アイデンティティ
という言葉の正体が今ひとつわからない。

アフリカ・リミックス:多様化するアフリカの現代美術
2006年5月27日[土]―2006年8月31日[木]
会場:森美術館 六本木ヒルズ森タワー53階


バイトが定時にあがれたので、
六本木まで行ってきました。
なぜか間違えて日比谷線の六本木一丁目で降りてしまった。
麻布十番の方が近いのね。
六本木一丁目は別で前から行きたい展示会のあるとこだった。


土曜日の夜って
めっちゃデート日和じゃないか!
でもそんなこたぁおかまいなしです。
フツーに一人でヒルズに行けちゃう自分が
それはそれで悲しい...


アフリカ、とはなんぞや。
アフリカのアート、という区分で
今までアートに触れたことは無かったので
なんか新鮮だったけど
アフリカのアーティストっていうのは
自分はアフリカに属しているという意識をそんなに強く持っているものなのかな。
集められた作品はアフリカらしさ、というか、
モチーフにしてもアフリカ大陸が作品に使われていたり
わかりやすくあ、アフリカだね!というものが多かったような気がする。
この展示会がアフリカリミックスというタイトルだから仕方ないけど
アフリカってそんなに一つにまとめて見れるものなのかなって思った。


自分がアジア人だという意識はあまりない。
アフリカの人はどうだろうか。
歴史的背景というものも大きいかもしれないけど
植民地支配を受けて、適当に国境をまっすぐに引かれて国を分けられて
そういった意味では共通の思いを持っているかもしれないけど
あれだけの面積、あれだけの民族あれだけの言葉、
アフリカと簡単にまとめられるものではないような気がする。


全体的に良かった。
好きな作品が多かった。
色の使い方が、良い。
原色に慣れ親しんでいるからなのだろうか、
アフリカのアーティストの色使いはどれも斬新だった。


とかいって結局わたしもアフリカという言葉で軽くまとめている。
アフリカといえども、日本と同じような気候の場所は存在するし、
砂漠だったり熱帯雨林だったり温帯だったり
場所によって全然ちがうのに、結局まとめてしまう。
似た傾向にあるものをひとまとめにした方が
簡単だということだろう。


8月までやっているから、また行きたいと思う。
森美術館の年間会員のくせにたいして行ってないからね。
あーあ、たまにはデートで利用したいぜ六本木ヒルズ