ポンピドゥー 


パリの街は
想像以上にごみごみしてた。
建物は皆、古い。
東京のゴミっぽさとは全然異なるんだけど
東京は全体的にがさつな街だけど
古いものは少ないから、ごちゃごちゃしてるっていっても
表参道みたいにオサレな街もあるし
歌舞伎町のネオンだってひどいけど
それはそれですごい感じもする。


パリのゴミっぽさは年季が入っているというか...


曇天、が基本の街で
雨がぱらり降ったりするのが日常で
なんとなく、いつだって、どんより、どんより。


新しいものが、受け入れられにくい
言い方を変えれば、古いものを大事にしてるのかもしれないけど。


そんなパリの町中にできた工場みたいなカラフルな建物。



古い町並みの中に
突如として現れるピアノの色彩。
まるで工事現場の足場のような建物。
日本にあるレンゾピアノの作品は
銀座のエルメスとか名古屋国際空港とか
こんなカラフルな色彩ではないので、ちょっと意外。
東京のお台場にこれがあったら驚かないけど
パリにこの色が受け入れられたことが
かなり衝撃的だと思った。



中は中でまた洗練された空間。
芸術センターのようなものなので、映画館とか
展示室がいくつもいくつも入っているみたい。
shopの品揃えもオシャレで良かった。



この建物の特徴的なエスカレーターは
チケットが無いと上れなかったので、外から眺めるだけにしました。



せっかくなので、
エスカレーターと記念撮影。
我ながらピアノの角度を表現しきったと思う。



そういえばポンピドゥの平面図(というかフロアマップ)を
お土産にいっぱいもらってきました。
欲しい人に差し上げます。欲しい人は言ってね。