なんで泣いてるのかわからない


三茶に映画を観に行った。
紀子の食卓
始まって20秒で、好きな映画だと思った。
テンポとカット割りと曲とストーリーと
ものすごく小気味よく、物語は進む。


特異な世界を描いているはずなのに
なんでこんなに受け入れられるのかはよくわからないし、
自分が、なんで泣いているのかもよくわからない。
こんなに泣いたらファンデも落ちてるし
パンダ目なんじゃないの私?と、ハラハラするくらい
泣いた。すごく泣いた。何とも言えない涙だった。


魂が、ぐったりしてしまった。
3時間が経っていた。


いっせーのー
いっせーのー
いっせーのー
いっせーのーせっ。


という声が耳にこびりついた。
放心状態、なんかどうしたらいいかわからなくて
自殺サークルを借りてきた。
紀子の食卓は、一応この自殺サークルの続編。
ただ、衝撃を受けすぎて、
まだ見れない。明日見よう。