わるいみほんとしてのよい例


卒論を発表した。
三年生全員と、教授たちの前で。
質疑応答で、ひとりめの先生から
今後の展望の私なりの見解を聞かれた。


答えている途中で、結論が見えなくなり
今後の展望の考察まで至りませんでした、と自爆。


ふたりめの先生に、
「三年生にもよく聞いといてほしいんですけど...」
と切り出され、
この論文では結論からようやく研究が始まる感じ、
などといったことを言われ、
つまりは3年生はこんな論文書かないでね、
という示唆に終わったのでした。チーン。


さいご、ありがとうございました、
と言ってる途中で
何がありがたいのかよくわからなくなってきたので
「あ...ゴニョゴニョ
と、語尾を濁しておきました。ああ。


ようやく解放されたわけだけれど
全くもってすっきりしない。
はじめからちゃんと書いてないから
悔しいとかじゃないけど
なんか、あんなダメ出しをされて
指導教諭に、申し訳なくて破裂したくなった。


これでおしまいか、
なんかあっけない学生生活ってあっけない。