2007-10-14 対岸の彼女 角田光代の本は、 わりと好きなものが多い。 空中庭園とか。 せつなかった。 少女の頃の友情なんて ほんとはかなくて、 おとなになったらもう、 あんな日々なんて、無いけど、 ああ、なんて切ないんだろう、 対岸で手を振る少女の存在もまた なんか切なかった。 そういう川越しに、どこかの少女たちの事を想っている そういうことって往々にして存在すると思った。 切ない、せつないなあ。