あたたかいくらし


今日はオープンデスク先の、打ち上げ的な
バーベキュー大会に参加。
ほんとにアットホームな事務所だったけれど
バーベキューにまで招待され、感激です。


バーベキューは所長の自宅の庭で行われた。
「プーライエ」という所長の自邸は、
22歳の時に作りはじめたという作品。
「青ちゃんくらいの歳に作りはじめたんだよ」
って5回くらい言われた。私には、無理です。笑
何度も増築を繰り返し、今の形に至っている。
小さな窓がたくさんあり、とても眺めのいいお家。
まるで秘密基地のような小さな隠し部屋があったり
とってもワクワクする、すてきなお家だった。


中庭では家庭菜園が行われていて、たくさんの野菜やら
ハーブやらが植えられている。
こういう暮らし、いいなあ。
所長と奥様が、本当に仲がよろしくて
見ていてとても幸せな気分になる。


はてさてバーベキューですが、
「大人のバーべキュー」だった。笑
ごちそうがすごく豪勢。
スペアリブを30本くらい焼く。
ウィンナーもたくさん焼く。バット ノット シャウエッセン
もっと長い、手作り風のウィンナー。
参加者にはマイカップ、マイ紙皿が支給され、名前を記入させられる。
ビールサーパーも用意されており、生ビールが、飲み放題。
お肉の次は、魚介類。はまぐりにサザエ、串に刺さったお魚。
あんなでっかいホタテがパカって割れるの、初めて見た。


お魚が終わったらもう終盤なのかと思いきや、
焼きトウモロコシ、焼き芋、
そしてもっかいスペアリブ、しかも20本くらい 笑
最終的にパエリアまでつくり、差し入れの巨大ケーキをいただき、
もうおなかが割れるよーというところまで食べ続けた。


建主さんなんかもいらしており、理想的な建築家だなあと思う。
建築家なんて有名な人はほんの一握りで、
報酬も少なく、時間的なことを考えたら本当に割に合わない仕事だと思う。
でも、こうした人間関係、人付き合いが好きな人にとっては
本当にすてきな仕事だと思う。


椅子に座って図面を引いているだけが建築家の仕事ではなくて
むしろそんなものはほんの一部に過ぎなくて、
建主さんや現場監督さん、大工さん水道屋さん、役所の方
たくさんの人とのかかわり合いが強い仕事だと思う。
バーベキューにいらしていた独立されている方もおっしゃっていたけれど
建築に向いているか向いていないかということは
結局、お金がすきか、人間が好きかということに尽きるんだそうです。


ちゃんと休日があって休みが取れる一般企業の仕事に比べて建築は
明らかに儲からないし、割りの合わない仕事だけれど、
そこでお金がもらえないことに疑問を感じる人はやはり
建築にはあまり向いていないということになるのだと思う、ってさ。


昔に比べて少しは人間好きになってきたから
私も少しは建築に向いてきたということなのかな。
いやあ、でもお金も欲しい。
うーん、やっぱり何がしたいんだろうなあ。
まだまだ将来については悩みばかりが募ります。