漠然とした不安

就職活動に本腰を入れなければいけない時期なのにも関わらず、
私の手帳は遊びの予定でびっしり埋まっている。


軽くヤバい。(嘘、まじでヤバい)


全くやりたいことも分からないまま
とりあえず、エントリー。
ああもう、流されています。
でもせめて流れに乗ってないと、不安なのです。


何にも属さないことへの
漠然とした不安がある。
高校を卒業してから1年間、
何にも属していなかったことがある。


浪人時代(ピカソでいう、青の時代)


勉強する気も失せてしまい、
引きこもりがちの日々。
たまに模試を受けに行って
小走りするだけで筋肉痛(チーン)
毎日何もしてなくて、勉強しかすることがなくて、
夢に見るのは、過去の出来事ばかり。
今を生きているはずなのに、現実がない。


思い出が、ない。


勉強しかしてないし、それも社会に出てからは
何の役にも立たない受験勉強だけ、毎日何時間も。
そしてふと思う、


あ、あたしがもし今何らかの事件に巻き込まれたら
19歳、無職だ。


とりあえず、何らかの事件に巻き込まれないことだけを祈る日々。
何にも属していないことへの、漠然とした恐怖。
所詮よわっちい生き物なのだ人間なんて、あたしなんて。

生きているのか、死んでいるのか分からない。
その曖昧さに耐えられるか*1



私があの無所属の1年を切り抜けられたのは
はじめから1年だって分かっていたからなのだろう。
この先何年も漠然とした不安を抱えていくのかと思ったら
次こそ耐えられなくなりそうである。


しかし何かに属したいといえども
何でも良いわけではもちろん無く、
ちゃっかり有名企業ばかりにエントリーしている私の未来は
相当暗雲が漂っているように見受けられるのです。
(くわばらくわばら)

*1:サーチエンジン・システムクラッシュより