漠然とした興味


去年の夏、東京外国語大学でドイツ語を習っていた。
夏休みの2週間だけ。
サマースクールというやつで、
大学で第二外国語が必修じゃないことに物足りなさを感じ、
ひとりで2週間通ってみた。


なぜ、ドイツだったのだろうか。
深い理由はない。
NHK教育で勉強していたってのもあるけど。
はじめはイタリア語を学ぼうと思っていたのだけれど
ジローラモさんの、ラテン系特有の軽い感じがちょっと嫌で、
その時ちょうどお笑いのペナルティが番組に出ていたこともあり、
ドイツ語を学び始めたのであった。
巻き舌があまり得意でない私にとって、
イタリアやスペインの言葉に比べて
ドイツ語の方が発音しやすそうだったっていうのもある。


ドイツ、
イメージとして浮かんでくるのは
バウハウス的な、シンプルな建物、
なんとなく、曇った空。
そういったものに、何となく惹かれる。


ちょうど日本におけるドイツ年
2005/2006
ということで、今、日本各地で
ドイツ絡みのイベントがたくさん催されている。


そのうちの一つ、今日は東京は竹橋にある
国立近代美術館へ行ってきた。
http://www.momat.go.jp/Honkan/German_Contemporary_Photography/index.html
ドイツの写真展。
全体的に、簡素な感じだった。


ドイツという国に抱くこの漠然とした興味は
実際にこの足でドイツの土を踏んでみないことには
おさまらないような気がする。
卒業旅行には、ドイツも交えて
ヨーロッパ、特に北欧を中心に巡りたい。