必要とされること


誰かに必要としてほしい
と思うのは、人間の性なのだろうか。


9日ぶりにアルバイトをした。
就活が始まるので、ひとまずお休みを頂いているのだが、
働かない環境に自ら耐えられなくなってしまって
前日に「明日一日暇だよ」というメールを送ってみる。
ちょうど人が足りてなくてすごくありがたがられたけど
ありがたかったのは私の方です、ありがとう。


就職活動で自分を見つめる機会が多くなる中で
やっぱり自分が大嫌いで、消えてしまいたいと何度も思う。
別に死にたいとかそういうことではないけど
駄目な現状をいつまでも何もしないでみているだけの
そんな駄目駄目な自分が大嫌いで、
何もかもなくしてしまいたいと、漠然と思う。


バイト先では一番の古株で、
基本的には何でもできるので重宝される。
単純に人からありがたがられたりすることは、うれしい。
存在価値が、私にもあったのかとうれしくなる。
単純にうちのバイト先は人手が足りてないから
働いているだけで十分ありがたがられるわけだけど
それでもやっぱり、必要とされることはうれしい。


自分を見つめる作業はとっても暗い。
そこから明るい未来を導き出すのはなかなか難しい。
悶々とした日々をしばらく送っていて
ああ、自分は誰かに必要とされたいだけなんだなと思う。
これからいろんな会社の選考が始まり、
自分を否定されたり、認めてもらえなかったり
落ち込むことが多々あるのだろう。
でも、自分ごときの人間でも認めてくれる環境が
この世の中に一つくらいはあるという事実が
きっと根底で私を支えてくれるのではないかと思う。
就活中も、たまには働いて、お店に貢献したいと思った。
それはお店のためだけでなく、もちろん私自身のために。


とかいって、就活で休んでいる間に行われた
ほかのお店との飲み会に誘ってもらえなかったことに
軽く落ち込んでいます。


必要とされてないんじゃん!


そのことを嘆いていたら
次回の飲み会では上座に座ることを
約束してもらいました☆


必要とされたいっていうか、
飲みたいだけなんじゃん!