最先端の美しさ


MIES VAN DER ROHE
今日は三田にある建築会館へ。
ミース・ファン・デル・ローエ生誕120年展。


コルビュジェやライトと並んで
近代建築の3巨匠と言われているミースだが、
私がミースと聞いて思い出すのは
バウハウスと、アメリカに渡った事、
ガラスの超高層など、単語ばかりである。


コルビュジェやライトなら、代表的な作品名くらい言えるのに
ミースに関しては1つも浮かんでこなかった。
おいおい、と思ったので今日見てきたわけであります。




で、驚いた事に、ミースの作品の写真を見ても
「あー。これがミースの作品なのね、フムフム」
って思ったのが一個もなかった...どひゃー
バウハウスみたいな簡素な感じが好き、とか言ってる場合じゃないぞこりゃ。
はい、今年こそ心を入れ替えちゃんと勉強します!


ミースは建物の外壁を構造から切り離し、構造を包むスキンと考え、
そのスキン全体をデザインするのではなく、最小単位のユニットを
作り上げてそれを積み重ねる事で作り出されているらしい。


つまり、最初から建物全体の外壁(例えば50m×100mのビルの側面)
をデザインするのではなく、最小単位のユニット(2m×4mとか)を
上下左右に増やして行き、最終的にそれが外壁となり、建物のスキンとなる。


カーテンウォールなんて今やどこでも目にする事ができるけど
外壁を構造から切り離すなんて、なかなか画期的な事をしてくれたぜ。


コルビュジェのコンクリートもだけど、
その時代の技術が生み出した素材をいち早く使い
新たな可能性を追求してきた過去の偉大な建築家がいたからこそ
今の世の中が形作られているんだな。
非常にあたりまえの事だけれど
そんなことを認識させられました。


漠然とドイツに淡い憧れがあるので、
卒業旅行で行きたいな、ドイツ。
もちろんフィンランドなどの北欧にも絶対行くけど。


お金が欲しい。
誰か、良い錬金術あったらギヴミー、チョッコレイッ!