バリボー


中高とバレー部に所属していた。
本当は小学校の頃スラムダンクを読んだので
絶対中学生になったらバスケ部に入ろうと思っていたのに
私の通っていた中学校にはバスケ部がなかった。


で、バレー部入り。


高校生になったら、部活はいいから
バイトをしてお金を稼ごうと思っていた。
中学を卒業した春休みに、友達にスラムダンク全31巻を借りた。
読破した。泣いた。そしてなぜか悟った、
「青春時代は、スポーツだ」と。


で、バスケ部の見学に行く。
体育館の入り口でコートをちら見していると
牛乳瓶のフタのような眼鏡の先生が
ものすごい怖そうな面持ちで指導にあたっていた。


で、バレー部入り 笑


正確には怖いバスケ部の顧問に内心ビビっているところに
赤ジャージを着たジョージ(バレー部の顧問)が通りかかり、
「そんなとこで覗いてないでこっちこいよ!」
って言ってくれたので、ほいほいとバレー部のコートの見学をして、
青春時代はスポーツだけど,今から一からバスケを始めても
たかが知れてるしなーやっぱバレーは一応経験者だからなー
先生が全然優しいもんなー、なんてったってジョージだもんなー
うだうだ
と悩んでいるうちにいつの間にかバレー部に入ることになっていたのでした。


月日は流れ、いつしか私も22歳になりました。
おそらく学生生活最後の歳で、まさか
再びバレーボールをやることになるとは思わなかった。


白球に懸けるける青春、というのは
中学3年次のバレーの顧問が色紙に書いてくれた言葉。
なんだかんだでかけ続けているみたいです、私の青春時代は白球に。
今がまだ青春時代かどうかは、軽く疑問ではありますが。