ギイ・ブルダン展


今日はバレーのあとで東京都写真美術館へ行ってきました。
たぶんmixiのコミュで発見したんだと思う。
ギイ・ブルダン展
カラフルでポップでシュールな感じが
きっと好きだろうと思って恵比寿へ向かう。


実際目にしてみると
すごい色使いが印象的。
French Vogueに掲載されてた写真とか
衝撃的な色使いだったり構図だったりするんだけど
でもちゃんとモデルの靴に視線が止まるように仕向けられていたり
ファッションフォトグラファーとしていい仕事してるなと思った。


色使いや構図は学んで得られるものではなくて
やっぱりセンスというものが大きいような気がする。
彼がどこでどうやってこのセンスを磨いたのかわからないけど
70年代の作品だと思うとけっこう衝撃的だわ。
ちょっとエロかったりグロかったりもするけど
それだけじゃなくて、それらにもちゃんと目的があって
ファッション紙の写真なんてその時代とともに
すぐに消費されてしまうものだと思うけれど、
それがこの時代で見ても人の心に残るってのはすごいことだと思う。


でも個人的には思ったほどじゃなかったかも。
けっこうさくっと見て、すぐ出てきてしまった。
たぶん最初に地下から見てしまったからだろう。
心が自然風景できりっとしていたから、あまり入ってこなかったな。
作品を見るときの気持ちで入り方って全然違うと思った。