世の中のわからないこと

4月から名古屋で新入社員をしている元バイト仲間が
東京に遊びにきているということで、新宿で待ち合わせた。
土曜日の夕方、京王線で新宿へ向かう。


人身事故...


京王線は人身事故が遭っても比較的復旧が早い。
高校生のとき、高校の最寄り駅で人身事故が遭って、
線路の脇にまだビニールでくるまれた遺体が横たわっているのに
電車がもう動いていてビビった記憶がある。
だから今回もすぐに動くかなと思っていたのだけれど、10分くらい止まって
アナウンスが流れて、
「ただ今全力で救出しておりますが、救出にかなり時間がかかると思われます」
とのアナウンス。ちょうど停車していた駅が南武線に接続していたので、
南武線で登戸に出て、小田急線に乗り換えて新宿へ向かうことにした。


人身事故で振替輸送を利用するのってなにげに生まれて初めてだった。
たまに乗る小田急線の仕組みがわからず、
区間準急ってのがきたから乗っちゃったらただの各駅停車で、
次の駅で急行に抜かれるし、その上新宿まで30分近くかかるという悲劇。
たまに乗る人に優しくないよね小田急線。
京王なんてもっと親切にアナウンスしてるぜ?
たまにしか会う機会の無い友達と待ち合わせているときに人身事故に遭遇しなくてもいいのにな〜。


で、わからないのは結局列車に挟まれた方は助かったのかどうかということです。
人身事故の結果って知る由もないよね。
知ったからなんだって話だけど、何となくどうなったのかわからなくて気持ち悪い。
知らない方が幸せなのかもしれないけど。


なんか便利で何でもわかる気がするけど
結局わかっていることなんてたいしてなくて
情報過多だけど、ほんとに知るべきことなんてきっと
ごくわずかなのだと思いました。
とりあえず区間準急が準急らしさを発揮するのは
もっともっと郊外に行ってからだということがわかった。
それだけでも大きな収穫か。