いちご同盟


高校生のころ
定期テスト前夜に
おそろしいスピードで読んだ
いちご同盟の内容なんてよく覚えていない。
だのに
やらなきゃいけないことがあると
つい関係ない本を読みたくなってしまうのは何故でしょう。


好きな作家は誰?


と聞かれると、言葉に詰まる。
好きな作品はいくつかある。
狗飼恭子の「つきのこおり」も
角田光代の「空中庭園」も
安部公房の笑う月の中の「アリスのカメラ」も
太宰の「女生徒」も
何度も何度も読み返した。


だけど、だからといって彼らの作品のすべてが好きなわけじゃないし
今現時点での好き、も、
明日になったら、キライ、
かもしれないから、
コレが好きだと断言することが苦手。
そもそも
私の趣味嗜好なんて聞いてどうするんだよ、
ほっといてくれ
っていうのが一番の本音。


今一番読まなきゃいけないのは
近隣住区論
だけれども、
興味のない本を読むってほんとおっくうなことだなあ。