エスプレッソ


イタリアのスーパーで自分へのお土産に買った
エスプレッソマシーンでエスプレッソを入れるべく
イタリアンローストをお店で細挽きにしてもらう。
エスプレッソマシーンに水と粉を入れて火にかける。
カフェラテにしようとミルクもあっためちゃう。


しゅーーーーーーー


しばらくすると蒸気がしゅんしゅんと出てくる。
おお、来た来た、とおもって眺めていると、
ばったん
と、エスプレッソマシーンがコンロの上で倒れる。
のせてたコンロが安定悪かったみたいで、
沸騰した蒸気の力で倒れてしまったのだよ。
抽出されたエスプレッソたちがだっらーっとこぼれて広がってゆく。
のわあああ
ということでやり直し。
ミルクの方がさき沸騰しちまったわよ。
しゅぽしゅぽ手動でミルクをあわあわにするやつで
クリーミイなあわを作りつつ、エスプレッソを火にかける。
今度は安定感の良いコンロに移しました。
コンロの火が強くて、若干プラッチックの持ち手が溶けました。
んだけど今度はうまくできた。
取っ手が熱かったので、ミトンを装着、
ふかふかミトンで取っ手をつかもうとしたら
ふかふかすぎて勢い余ってエスプレッソマシーンを倒す...
だっらーとすべての液体が流出、明るみに出る。


ああ、あああ、ああ、


もうこちらも意地になってきたぜ、
3度目だよ、もう一度やり直して火にくべる。
もはやミルクもぬるくなってしゅぽしゅぽしても
あわが消滅してしまう。あああああ。


結局まあおいしかったけど
今はそのあとに入れ直した普通のコーヒー飲んでます。
コーヒーをノンシュガーで何杯もがぶがぶ飲むことが日課となって
砂糖を入れてた頃や、コーヒーと言えばインスタントだった
小学生時代を懐かしく思い出した今日この頃。


あ、なんてことのない秋の夜長のカフェインの話。