フランクロイド


今日は久々にサークルの見学会に参加。
近代建築の三大巨匠のひとり、フランク・ロイド・ライト
日本での数少ない作品の一つ、
自由学園明日館を観てきました。
あしたかん、ではなく、みょうにちかんと読みます。


この建築は目白から歩いて10分のところにあります。
だのに今まで一度も見に行ったことがなかったのです。
何で今まで見に行かなかったんだろうね馬鹿馬鹿、ほんとうに馬鹿。


ってかサークルに参加するのも一年ぶりですね、
私が企画した岡本太郎以来です。
目白駅に着いても、ほとんど知らない子で半泣きです。
あと、若い子ばっかで肌の張りに引け目を感じました。
今日は夜間見学の日で、ガイドツアーもありました。
あまりの人数で係の人もたぶん引いてましたね。


ライトの作品は、もともとそんなに好きでもなかった。
落水荘も、別にふーんって感じ。
もち写真でしか見たことなかったんだけど。
だけどすごい近くにあるのに、一度も見に行かないのも
相当もったいないので軽いノリで参加してみたわけですね。


悪かった、ライト。
良かったよ、明日館。


建物内部の色やかたち
六角形のデザイン
こんな学校だったら、楽しいだろうなと思える
わくわくする空間だった。
まあこの建物が学校として機能していた期間は
ひどく短かったらしいけど。


ガイドの方もものすごく丁寧で
一時間近くかけて建物を細部まで説明してくれました。
ライトが平等院から着想を得たというこの作品ですが、
ライトの設計図では母屋の掛け方も見よう見まねで
釘でばしばし止めていたというからビックリです。
文化財に指定されたことで修復できて良かったなあ。
もう帝国ホテルも移転して入り口しかないし
明日館は長くいつまでもこの地にあり続けてほしいと思った。


今度は昼間に外観を見に来よう。