空間とアート


お台場へ。
グレゴリーコルベールを見に、
サークルの見学会でお台場へ。


Ashes and Snow


大学三年生になるときに、建築見学サークルにはじめて行って
合宿に参加していろいろと建築を見て
今までなんで何もしてこなかったんだろう、わあー!!!
って思ってそれからひとりでもいろんなとこに行くようになった。
そんなわたしのひとり行動のきっかけになったサークルの
追いコンの日の見学会、
もう2度と、見学会に参加することもないだろう。


ほぼ、一年半ぶりに参加したら、
だあれも、知ってる人がいない...うぎゃー。


新二年生新三年生、
若い子ばかりで
本当に居心地が悪かった。
とはいえ、基本的に単独行動だから別にいいけど。


お台場のこの展示は、六本木とは規模もちがうし
この展示の為に設営された空間で作品を見るので
六本木なんて比じゃなかった。


坂茂の設計した空間にアートが並べられている。
とっても贅沢な空間、
どっぷりと、作品に浸れるような作り。


普通の美術館でみるのとは、やっぱり全然違う。
この作品を見る為だけに作られた空間で
天井の高さとか、会場の空気とか
風でごうごうとはためく天井とか
空間と、アートが完全にシンクロしていて
どっぷり浸れた。よかった。


坂茂の建築は紙が多用されていて
構造的にも紙を使っていて
それはそれでおもしろいとは思うけど
意匠的にはどうなの?っていつも思っていた。
でもグレゴリー・コルベールの作風と
段ボールの質感とがとても良くマッチしていて
はじめて、坂さんの建築を良いと思った。


とっても晴れた一日で
お台場の青い空と
パレットタウンの観覧車と
ノマンディック美術館のコンテナと
なんだかすごく絵になった。