ダーウィンのナイトメア


ナイトメア
イコール悪夢、
という方程式は私の中に存在せず、
なんとなくわくわく楽しいもののように感じてしまうのだよ、
ナイトメアという響きから。


ダーウィンの悪夢


生態系の崩壊は
どこでも容易に起こりうる事で
意図的なのかそうでなかったのかは別として
そんなの誰にも守りきれないし、
崩壊も何も、今存在している生態系がそこの生態系て
崩壊もクソも無いってのが本質なのではないかと思う。


魚の空輸の為に飛んでくる
飛行機に銃が積んであるとか
そんなの現地の人とかパイロットには
全然関係のないことだったりして
アフリカの内戦の現状とか
想像できないけど、
映画の撮影中に殺されてしまった売春婦の
きれいな歌声が耳にのこる。


社会の混沌とか矛盾とか冨とか快楽とかお金とか
ぐちゃぐちゃしているものをどこかの視点から切り取ってみる事っていうのは
なかなかどうして難しい事で、
これを悪夢だね、のひとことで終わらす事に意味があるとは思えない。


悪夢だったらいつか目が覚めて
あー怖かったねって笑いあえるけど
この夢は覚めないし、
そもそも夢ではないのだから。