選挙


山内和彦山内和彦でございます。


映画『選挙』


選挙に出る人の気が知れないと思っていた、
お金もかかるし、どろどろしてるし、
夢も、希望も、理想も、みんな、
汚ねぇ、おとなたちの思惑に
翻弄されて、ほんとうにほんとうに
何かを変えたい人が、勝てるような仕組みじゃないと思った。


もちろん、選挙に出る、ということ自体、
ものすごいエネルギーが居るし、
生半可な気持ちでは絶対、金があるだけでは
政治家になんてなれないと思うからすごいとは思う、思うけど。


結局、権力とかお金とか、
若造には、到底わからない日本の裏側を、
ちょっと垣間見た気がした。こわい。
男女平等社会なんて嘘っぱちだし、
乱れぬウグイス嬢の声がこわかった。


選挙には、行くようにしてるけど、国民の権利だし、
日本生まれの日本人だから持っている権利だし、
ほしくても選挙権を得られない人だってたくさん居るのだし。


表舞台には立ちたくないな、って思った、
市議選に出馬した、中学の同級生のお母さんの事を少し、想った。