砂女



今週も後藤のおやじの授業には出ず、
というか、聴講する予定だった日本住居史に出たのは
結局初回だけです、今のところ。


今日は品川にある原美術館へ、

やなぎみわ
無垢な老女と
無慈悲な少女の
信じられない物語

を見にいく。*1
行こう行こうと思っていはいたものの、なかなか行けず、
でも11/6までだからあーこれはもう今日を逃したら行けないと思い
行ってきました。品川って遠いね。


品川の駅に着いたのが既に4時をまわったくらいで、それから
みどりの窓口でチケットを買っていたらもう4時10分くらいになってしまい、
入館が半までだからなんとしても急がねば!とリッチなことにタクシーを飛ばす。
時は金なり。一分でも長く見たいものね。(じゃあもっと早く家を出ろ)
途中タクシーの運転手さんに
弁当屋の角を曲がるんでしたっけ?
と聞かれ、いや、この辺のものじゃねえし、
ってかせっかくタクシー乗ったのに迷うとかまじ勘弁してよと思うが
そうこうしているうちに無事に到着。


展示作品は良かった。
原美術館自体も、すごく好きな建物。
やなぎみわの略歴を読んで、あー、この人昔トップランナーに出てたなと
今さら気が付く。
昨日の杉本さんと同じ白黒写真だけれど、
全然違う、彼女の世界観。
すごくすごく、良かった。
美しい、きれいというものではないし、
なんだろ、たぶん意味分かんないと思う人もたくさんいると思うから
あくまで私の価値観ですが、原美術館自体
すごく心地いい建物なので、だまされたと思って
行ってみても後悔はしないと思う。でも11/6までですのでお早めに。
品川駅のみどりの窓口でチケット買うと100円引きです。


ミュージアムショップで、雑誌「カメラ日和*2に載っていた
かわいい文庫ノートを購入。
リッチーな金曜日、どんどんおかねがなくなってゆく。