絵画の彼方



今日は一日お休みだったので、こちらへ行ってきました。

ゲルハルト リヒター
Gerhard Richter
ー絵画の彼方へー
川村記念美術館*1

千葉、遠っ。
はじめこの展覧会のチラシを見たときは
千葉なので、全く興味が湧かなかったんだけど(ごめんね、さわ)
ゲルハルトリヒターという名前が妙に気になって、
何だっただろうかと考えていたら、思い出した。
パー研の春合宿で、金沢の21C美術館でこの人の作品を見たんだった。
そして、すごく気になって、名前をメモしたんだった。
なんだか珍しい名前だったから、書き写しにくくて
何となく記憶の片隅に残っていたのだった。
今の今まで、メモしたことすら忘れていた。
思い出したら、この展覧会がすごく見たくなった。
どうしても千葉まで行って、見なくちゃと思った。


で、行ってきました、千葉。
足をねんざしていた関係で(?)
まごついてしまい、当初予定していた電車に乗れず、
接続がやたら悪くて2時間以上かかってしまった。
まあ、たまにはこんな長旅も良いではないですか。


美術館に着いて作品を見る。
想像通り、好きだった。
どの作品も、好きだった。
サブタイトルにもある通り、
彼の作品は、絵 というより 写真っぽい。
もともと写真を撮るのが好きな私にとって
彼の作り出す作品の世界は、すごく魅力的である。
ピントのずれた、静寂の世界。
ガラスを使った作品も多数あり、
その中でも、11枚のガラスを重ねた作品にすごく惹かれた。
11枚のガラスに映る物体にはうっすらと残像が映り込む。
あとは鮮やかな色彩を折り込んだアブストラクトペインティングというのが
すごく好きだった。どの色も彩度が高いはずなのに、
見た感じ、いやらしくない、うるさくない、落ち着いた色彩。
それは線の描き方なのかなぜそう感じるのかは分からないけど。
千葉まで来て良かった〜。


本当はこの後東京ビックサイトに行って
展示会を見てくる予定だったのですが(住環境デザイン演習の課題)*2
行きに時間がかかり過ぎたため、閉館時間に間に合わず、断念。
行ったつもりで、レポート書きます。
あー、行きたかったなあ...


んで、時間ができたので、どうしようかなあと思い、代官山へ行くことにした。