驚愕


アマゾンから本が届いた。
驚愕である。
注文してから2日で届いたことに驚いているわけではない。
驚愕しているのは冒頭の一文が成り立つ現代に、である。


アマゾンから本が届く


という一文を聞いた時に
南米から本が届いたと思う人と
インターネットショッピングを利用したと思う人
どちらが多いだろう。
おそらく20年前にこんなことを口にしたら
周りの人は驚いて飛び上がるだろう。
南米の文化を研究している学者先生か何かが発した一言ならまだしも
大学生がこんなとんちんかんなことをぬかしたら
「あの子虚言癖があるみたいよ」
とよからぬ噂を立てられても仕方あるまい。
確実に21世紀を歩んでいるのだな、
便利な世の中を生きています。


さて本である。
せっかくならまとめていろいろ欲しくなるのが
ネットショッピングの恐ろしいところである。
欲しかった宮沢さんの本を、まとめて3冊一気に注文した。

牛乳の作法
チューホフの戦争
資本論も読む

おい、そんなに一気に読めるのか!?


そしてまとめて手に入った3册を横目に
今日学校の生協で10%オフで購入した
4TEENの文庫本を夢中で読んでいるのである。