桃源郷さがし


しょっちゅう気持ちが旅に出がちな今日この頃ですが、
今日はほんとにショートトリップ。
説明会で新松戸まで行ってきた。
うちからだとなんだかんだで2時間...
立派な小旅行ですね。


合同企業説明会で、何となく空いてたからお話を聞いた会社。
一応ベンチャー、というコーナーにブースが設置されていたけど
別にベンチャーだという自覚はないらしい。
技術力のある会社という印象をうけた。


手に職、というものに漠然と憧れているので
SEとか、ちょっと興味があるんですけれど、
技術者って、ある程度の技術を身につけちゃうと
ある一定レベルの仕事をこなせる人、
でしかなくなってしまうところがあると思う。


まあ確かにこんな会社で働いても
それなりに満足感は得られるのだろうと思ったけど、
月々20万もらうために会社を選んでいるんだっけ?
働きながら何を得たいんだっけ?
根本的なことを見失っちゃうと、
入社三年目にしてパートナー*1へと移行する羽目になってしまう。


なんとなく、今日行った会社に
「絶対御社で働きたいです!」
って言ったら採用が決まりそうだという印象を受けた。
(いや、無理かもしれないけど、なんとなくね)
つまりはハードルが低そうだということなんだけれど
根はまじめな私は働きだしたらそれなりの仕事をすると思うし、
それなりに技術を身につけてそれなりに昇進して...
なんとなく、未来が読めてしまった。
それはそれで、生きていくことだとは思う。


ただ、なんか低いハードル越えても、ねえ?
自分の今の基準を下げるということだし
たいした成長が見込めないと思った。
だめだ、闇雲に内定を頂けそうな会社を受けたってだめなんだ。
ここで働けたらいいなあ、でも受からないかもしれないなあ
という会社から内定を頂いて、
せっかく雇って頂いたのだから期待以上の成果を出さなくては!
というよい緊張感を保てなくては駄目だ、私の性格からすると。


順応しやすい、人間だと思うので
それは逆に言えば周りの環境に左右されやすいということ。
身を置くところを低くしてしまえばその中でそれなりになってしまう。
自分を高められる環境で働きたいな、
で、手に職に憧れているので、高い技術とか品質、信頼のある
そんな会社で働きたいな。


安定なんてあってないようなものだと思うので、
どこぞの大企業もいつひっくり返るかわからない。
わたしはやっぱりスピードと成長を軸に
自分にあった会社を探そうと思った。


どこだ私の理想郷は。

*1:某企業が離職者のことを「離職されても当社のパートナーです!」と豪語していたので、あえてこの言葉を拝借