フンデルトヴァッサー展


鳥取に行く前に京都に立ち寄ろうと思ったのは
この展示が見たかったからでもある。
フンデルトヴァッサー展


mixiの美術館のコミュでトピックにあがっていて、
なんとなく直感的に見たいと思って
あえて行きの日曜日に立ち寄ることにした。
(月曜日は休館日なので)
ポスターで3スケをぐにゃりと曲げているところから
これは絶対好きなはず!と確信していたのだけれど、
想像通り、よかったです。


日本の木版画に興味を持っていたみたいで、
飾られている版画には彫り師とか刷り師の印が押されている。
学芸員の方に木版画の制作方法を聞いて、
また違った角度から作品をとらえてみることができた。


彼は環境に興味を持っており、自然と人間との理想的な関係を
実現するための「建築」を生み出している。
彼の作品は、版画の方にせよとにかくカラフルなんだけれど
でも、森の中にあってもそこまで周囲の調和を乱しているとは思えない。
実際に見たらまた違った感想を抱くのかもしれないけれど
なんとなく共感が持てる作品が多かった。
ま、外観が本当にカラフルで、装飾もすごいので、
模型を見ると、ここは遊園地?って感じではあったけど。
大阪のゴミ処理工場は彼のデザインらしい。
写真が飾られていたけれど、彼の描いていた緑豊かな施設になるには
まだしばらく時間がかかりそうだと思った。