映画は終わるが人生は続く


ときどきせつなく胸を打つ曲に出会ったとき、
瞬間的に思うことがある。


あー絶対あたしが映画を撮ったらエンドロールに使うのに。


って映画は撮る予定無いんだけど...
どんな類の映画かも不明なのに
エンドロールに使う曲だけ決めてどうするんだよ。
だけど絶対エンドロールで使いたいと思ってしまう。


きっと、いい曲に出会ったときに感じる気持ちと
いい映画のエンドロールを眺めているときの気持ちが
深いところでシンクロするのだろう。


映画が終わっても人生は続いていくわけで
エンドロールは映画の世界から現実に引き戻されるまでの間奏にすぎない。
現実に戻った自分は映画とは違って、
終わりの無い日々をだらだらと生きていかなくてはいけないのだけれど
でも前向きに現実に戻れるような、そんな曲をエンドロールに使いたいね。


最近使いたいと思っているのは
斉藤和義の Baby, I LOVE YOU です。
恋人を失う映画のエンドロールとかに使いたい。
なんとも不毛な話でした。