阪神淡路大震災


今日は池袋へ演劇を観に。

舞台 阪神淡路大震災
http://tacoashi.com/kobe/2006.html

当時11歳、小学校5年生。
あんまりよくは覚えていないけど
神戸市東灘区とか
長田区とか
被害の大きかった地域の名前が記憶に残っている。
あと、「被災地」って地名だと思ってた。


関東大震災
そろそろ絶対起こるよと言われて久しい。
小さい頃から一応いつか地震が起こることを
たまに考えたりしてきたけど
だからといって実際に地震が起こったら
結局パニックに陥ってしまうのだろう。
だけど。


この舞台を観ようと思ったのはなんでだったんだっけ?
モーターサイクル・ドン・キホーテでもらったチラシに
紛れ込んでいてその存在を知ったんだけど、
観に行こうと思ったのは

新聞やテレビでは伝わらない
ーけど演劇にはそれができるー

という文に惹かれたからだと思う。
一応大学で建築を学んで行く過程で
何度も阪神淡路大震災の写真を見る機会はあったし、
地震というものに関する知識も多少は持ち合わせているとは思う。
だけど、そういう知識ではなくて
実感としてはじめて震災を身近に感じることができた。
実際はもっと熱くて、もっと寒くて
もっと臭くて、もっと煙たくて
もっと苦しくて、もっと渇いてて、
もっと辛くて、もっともっと悲しいと思うけど。


生きることのすばらしさとか
そういう至ってシンプルなものに
極限状態に置かれることで
より深く感じられるものもあるだろう。


明日までなので無理だとは思いますが
暇な方は観に行ってほしい。
たとえ明日が無理だとしても
きっとまた再演してくれることでしょう、
実体験として震災を体感する前に、
どんなことが起こるのかどんな葛藤があるのか
ぜひとも疑似体験してみてください。
機会があったらまた観てみたいと思った。
大切な誰かと、観てみたいと思った。