手紙


4年前、18歳の私が
今の私よりも1歳若い
21歳の姉に送った手紙を読んだ。


確実に
4年前の私だけど、
え?私ってこんな子だったの?
大丈夫?って思った。

まあ浪人生という、
無所属の物体で、
一日誰とも会話しないなんてことがざらで、
世界から、社会から孤立していたころだから
まあしょうがないんだけど。


今は社会ともうまく距離をとれる。
ちゃんと大人になったな私。


ただ生きてることが
けっこう苦痛だったあの頃の方が
感覚的にするどいものを持っていたんだな。
昔の私の撮る写真は、
なんか誰にも媚びて無くて鋭い。