芸術と芸術的なもの


芸術は誰かが評価しないと
芸術としてなり得なくて
でも大衆に広く支持されるものが
芸術なのかはわからない

光の魔術師 インゴ・マウラー展
http://www.operacity.jp/ag/exh74/index.html

ジェームス・タレルとか
オラファー・エリアソンとか
光を使ったアートは好きな物が多いと思う。
だからこれも好きかなと思って見に行った。


うーん、
展示方法もあるのかもしれないけど
なんとなく商業的な部分が目についた。
どんな芸術だってそこに付加価値が見いだされて
誰かが作品を買うことで成立しているのだけれど、
芸術的な物を誰もが身近に置くと
そこにあまり価値を見いだせないような気がする。


彼の作品はそれはそれでアーティスティックだけれど
いやに商業的で、なんとなく安っぽく見えてしまった。


手に入らないから美しいと感じる物もたくさんあるだろう。
インテリアショップにおいてあったらいいなと思うのかもしれないけど
展示会場で見ると、なんだかちゃちに見えてしまった。
うーん、でも絶対展示方法があまり良くなかったのだろうな、
作品の魅力を引き出せてないように感じた。