徹夜


徹夜して、物事が効率よくまわることは少ないのだけれど
徹夜して、眠い眠いと言いながら
みんながしゃんとしながら生きている世界を
夢うつつでさまようのは結構好きなのかもしれない。


眠いなあ、


とつぶやきながら今日も街をムダに長めにうろうろ。
徹夜明けの日は血色が悪くなって
肌が普段より白いのでなんかきれいに見えるとか言われるので
微妙にうれしくなってしまうのも寝てないからでしょう。


布団に入ってからも、このまま眠って起きたらもう
この変に浮ついた高揚感はどこかに行ってしまうのだと思うと
なんとなくもったいなくて眠れないのだった。
だからといって、ケータイでテトリスをやることが
得策だとは思えないけど。


今から寝ればまた明日からはちゃんと
昼型人間に戻れるだろう。
徹夜の高揚感からおさらばするのはは少し寂しいけど
のこり6日はベストコンディションで臨まなくっちゃ。
卒業まで、あとちょっと。
おやすみなさいまし。