パイオニアン
高校の同級生が、本を出した。
高校の同級生。
おんなじ環境で青春時代を過ごして
当たり前だけど全く違う人生を歩んできていて
面白いなと思う。
amazonで注文したくせに
本屋でも買いました。
はじめ、料理のコーナーをうろうろしたのに見つからなくて
初版は少ないのかな〜なんて思っていて、
でも店員に
「カリフォルニアごぱんありますか?」
って聞いたら
「カリフォルニアごはんですか?」
って聞き返されて
「いいえ、ごはんではなく、ごぱんです」
って言うのが何となく恥ずかしくて
ただただ店内をうろうろとしていた。
別の本屋にいこうかとレジのそばを通過するときに
ちらり
目に飛び込んで来ました、この青い空の表紙の本が。
なんか、勝手にうれしくて
この本書いたの同級生だよーって
辺り一面に自慢してやりたかったけど
まあ私が書いたわけじゃないのだから
自粛しときました。
本屋でも一冊買いました。
その日は一日中、
山手線でも京王線でも都バスでも
カバーを外して自慢するようにみんなに見せびらかしながら読んだ。
都バスでは完全に酔った。
うちの高校の校歌の中に
「パイオ〜ニア、パイオ〜ニア」
という一説がある。
これからも沢山のパイオニアンの活躍を
思わぬところで発見できたらうれしいなと思った。
私も死ぬまでに何らかのパイオニアになれるかな、
別に名を馳せたいわけじゃないけど
春からしゃんと、社会人として頑張るぞ。
自分を見失わないように、頑張るぞ。