街のあかり

映画を見に、渋谷へ。
街のあかり

映画は生き物の記録である
という映画の前売り券を買っていたのに
忙しくて見に行けないまま、
上映期間が終わってしまった。

街のあかりも、前売り券を買っていたので
絶対に逃すものかと、公開初日に見て参りました。

アキ・カウリスマキ監督作品で、
彼の作品の「過去の無い男」を前々から見たいのだけれども、
地元のツタヤに置いてないので、未だに観れていません。
新宿とか行けばいいんだろうけど。

さて、映画の感想ですが、
予告編の内容そのままだった。
それはそれでびっくりした。
でも、淡々と進んでいくし、登場人物は積極的に話をしないのに、
退屈では無いんですよね、なんなんだろうこの感じ。

カメラワークとか、何か言いたげで、でも何も言わない
フェードアウトで場面転換、非常に淡々と、物語が進むけど
そこに誰かの主観が無くて、悲壮感も無くて、
報われない恋がせつない、というような描き方だってできるはずなのに
そういうストーリーは全く描かれていない。
フィンランドの、小津安二郎とかいわれてましたっけ？
アキ・カウリスマキ監督。

他の作品をもっともっと見たいと思った。